歯周病原因とは

歯周病は、歯周病関連菌といわれる菌(以下「歯周病菌」と記載します)が炎症を引き起こすといわれています。歯周病菌は、歯垢(プラーク)という細菌の固まりの中に存在します。口の中で細菌はバイオフィルムという薄い膜を作り歯に張りついています。

位相差顕微鏡を用いて歯垢(プラーク)を検査すると歯周病菌の様子を調べることができます。歯周病にかかっている場合は歯垢(プラーク)は歯周病菌の数が多く、活動性が高い様子が分かります。

歯周病の進行

歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こす 菌が歯と歯ぐきの間に入ってきます
1.歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こします 2.菌が歯と歯ぐきの間に入ってきます
歯を支えている骨が溶けてきます 歯周ポケットができる
3.歯周ポケットができます 4.歯を支えている骨が溶けてきます
さらに骨が溶けていきます 歯が抜けてしまいます
5.さらに骨が溶けていきます 6.最後には歯が抜けてしまいます